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人生わりかし後悔しています。

中学校のこと、高校のこと、中高一貫校のこと、大学のこと、大学受験のことなどの覚書をこのブログにまとめました。オススメの勉強法や私自身の失敗談なども掲載する予定です。

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学生は無知で結構ー優等生と質問に関する誤解

質問はしてもいい

この記事は以前の記事を前提に書いているので、そちらにも是非目を通してください。

 

noregretschool7974.hatenablog.com

 

 

あるとき、予備校*1で小テストがあって、成績が悪かったので講師室に呼び出されました。私はそれまで、講師室を利用したことがありませんでした。中学時代に怖い先生から怒られたことがあり、それ以来、先生に対して無難な対応を取るよう心がけていたからです。でも、ついにその時が来てしまいました。その先生は知的な方なので、私は馬鹿なことを言って迷惑をかけたくありませんでした。でも、蓋を開けてみれば、そこまでの恐怖はありませんでした。


先生は「君は◯◯が分かってないね。◯◯を頑張りなよ」と優しく教えてくれて、私に精神的ダメージはありませんでした。むしろ、その科目が好きになり、受験で頑張れました。質問は悪いことではありません。なので、質問をして怒られることを恐れてはいけません。

 

*1:予備校には授業中の質問が禁止されているところもあるようです。注意してください。

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小論文・英語・現代文は暗記だけでは解けない

大学の授業は暗記を前提としない

以前、予備校の授業では、とにかく覚えることが前提となるというお話をしました。高校までの授業は、例えば、数学や理科の授業で解法を考えさせられたり、国語や英語の授業で「この形は何法でしょう?」などという先生のクイズに答えてきたと思います。でも、予備校に入ると、そういった機会は減り、「この問題は◯◯で解け!」とか「××は△△だ!覚えなさい!」みたいなこと(実際はもっと柔らかい表現ですが)ばかり言われます。


じゃあ、大学はどうなるのかといえば、概念を覚えさせます。例えば、高校の歴史や生物の問題では、「◯◯年に××したのは誰か?」という決まった質問が出てきて、「△△!」と決まったように答えるでしょう。でも、大学では、そういった質問は入門編ぐらいでしか出てきません。「以下の文章(A4数ページ)を読んで、□□について論じなさい」というような問題がでてきます。


もちろん、個別の用語を知っている必要はありますが、かるたとりのように脊髄反射で解くことは難しいです。概念を包括的に理解し、言い換えれば、1つのテーマを全体的に理解し、そこから必要な知識を取り出さなければいけません。つまり、暗記をしてピンポイントの問題を解くことは大学では求められていないのです。このような問題を前に挫折しないためにも、考えながら勉強をする必要があります。

 

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大学の先生って何するの?

誤解してはいけない!大学の先生は2種類いる

ノーベル賞のニュースが入ってくる季節になりました。受賞した研究者が言っていることは、私たち一般人、とりわけ文系の人にとっては馴染みがなく、理解しがたいと思います。じゃあ、大学に行ったらこうした気難しい話ばかり聞かされるのかといえば、それは違います。大学には、学生にわかりやすく授業をしてくれる先生もいます。わかりやすい先生の多くは研究よりも指導に注力していて、時々、研究のための長期休暇を取得しています。つまり、大学教授は研究特化の人と指導特化の人がいるのです。では、大学の教授が指導以外にしている仕事とはなんなのでしょうか?

 

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直接講義形式の予備校の良いところ・悪いところ(高卒生編)

高卒生が予備校に入るということ

前回に引き続き、予備校について扱います。時期ではありませんが、ご容赦ください。現役生の方、どうかまだ目を通されないように。

 

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直接講義形式の予備校の良いところ・悪いところ(現役生編)

「予備校って入るべきなの?」

受験を控える高校生にとって一番大きな問題は、予備校に入るかどうかだと思います。進学校に通っている人は、もしかしたら予備校に通わずに合格した先輩の成功談や、「予備校はダメだ」と言っている先生の話を聞いたことがあるかもしれません。でも、学校側から提供された体験談や辛辣な批判だけで予備校を悪と決めつけてはいけません。予備校全体の良いところ・悪いところ、予備校ひとつひとつの特徴を調べて、よく理解して選びましょう。そして、今回の記事では、私の視点から現役生が予備校に通うメリット・デメリットをまとめてみました。

 

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受験における通信教育ー柔軟に、自主的に

受験勉強で通信教育を使うことについて

通信教育はひとりで勉強したい人や、近くに塾などがない人にお勧めの学習方法です。最近ではタブレット端末やスマートフォンの普及を受けて内容もハイテク化しているようですが、色のついたペンで採点してくれる先生など伝統的な制度を維持しつつ、多くの人に親しまれています。そんな通信教育ですが、少なくとも私には合いませんでした。これは通信教育が総じてダメというわけではなく、たまたま私に向いていなかっただけです。柔軟性のある自主性を重んじた内容が私には合っていなかったのです。この記事では何がダメだったかなども含め、メリット・デメリットを洗っていきたいと思います。

 

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受験の薄い本について

実は役に立つ受験の薄い本

安心してください。えっちな内容は一切含みません。今回は、薄い本は薄い本でも、厚さ1cm未満の薄い問題集についてです。たしかに、本が薄いと内容も薄いのではないかと思うかもしれません。でも、薄い方が好都合な場合もあります。逆に、厚い本をうまく活用できたことはありますか?青チャートよりも4STEPの方が積極的に取り組めたりしませんか?

 

厚い本は意外と敷居が高くて、数ページで挫折したり、飽きてしまったりするものです。そうなれば、その参考書を買うのに使った2000円が無駄になります。半額程度で買える薄い問題集を無駄なく使った方がよいのではないでしょうか?あなたの2000円が無駄になる前に、1000円の薄い問題集で無駄なく勉強をしましょう。

 

薄い問題集のメリット

余すことなく使える

まず、薄い問題集は、厚い参考書に比べ、挫折の可能性がぐっと減ります。厚いということはたくさん読まなければならないということです。「たくさんあるから読みたくない」あるいは、「たくさん問題があるから解くのが苦痛だ」と思うかもしれません。でも、薄い本であればどうってことありません。薄いテキストであれば、1回20分程度の解答時間と、10分の解答編を読んで採点する時間、合計30分で解くことができます。20回分あったとして、20日で全部を解き切ることができます。そうした手軽さがあるため、薄い本は厚い本に苦手意識を持っている人にオススメです。


もう一度言いますが、厚い本にどんなに役立つ内容が書かれていても、それを使わなければ意味がありません。薄い本であっても、解答編に十分な解説が載っていれば、読まれない厚い本よりは役に立ちます。すごい本を買った人が勝つのではなく、本を活用した人が勝ちなのです。

 

授業で習ったことを試せる

薄い問題集を使えば、授業で習ったことを手軽に試すことができます。例えば、国語の現代文の演習で「二項対立に注目しよう」という内容を習ったとしましょう。でも、二項対立に注目しようと書いてあるノートに目を通しても、一向に二項対立に注目する力は身につきません。実際にやってみなければなりません。そこで役立つのが薄い問題集です。評論の問題を、授業で習った二項対立に注目しながら解いてみましょう。30分程度あれば採点して解答を読み終わると思うので、そこまで時間を食いません。二項対立に注目してうまく解ければそれでいいです。もし、うまく授業で習ったことを使えなければ、ノートを見直すなどして、別の問題に取り組んでみましょう。それでうまくいけば、今日の目標は達成です。

 

しっかりとした採点基準・得点がある

赤本・青本にない薄い本の特徴として、採点基準と得点が明確だということがあります。赤本や青本は、採点基準や得点が公表されていないため、著者たちが勝手に想像して答えを書いています。過去問を解いた後、とりあえずバツだったところを見直すというのは、実は理にかなっていません。どこを重点的に頑張ればいいのかは、得点にどれだけ貢献するかに関係しています。「全部やる」ではなくて、得点につながるものを優先的にやりましょう。

 

このように、薄い問題集は、過去問のマルバツに一喜一憂するよりもよっぽどいい練習になります。もちろん、だから赤本を全く解かなくていいというわけではありません。問題集をやることで赤本の正答率も上がってくるはずです。難しい問題に正解して悦に浸ったり、不正解で落ち込んだりするよりは、その力を伸ばしたほうがいいと思います。

 

デメリット

内容が薄い

前述の通り、薄い本の内容が薄いことは否めません。よりハイレベルな問題集が用意されている場合は、レベルを上げて(それを購入して)さらなる知識を詰め込む必要があります。そのレベルが上限であれば、残念ながらこれ以上薄い本から新たなことを吸収することはないでしょう。今後は、ここぞというときの復習用に使ってください。(逆に解き終わっても捨てないでください。) どの内容がないかについては、各ページのタイトルに該当するテーマや単元が書いてある場合があります。目次などで確認しましょう。それから、数学の場合、目当ての類題が載っていない場合があります。特定の形式の問題を解きたい場合、薄い問題集は不適ですので、厚い問題集から適当な問題を選んでください。

 

解説編が薄ければ役に立たない

問題集は解説編が命です。解説を見て、どういった点に注目して問題を解けばいいのかを学ぶことができます。でも、解答編に解説がなければ、マルバツに一喜一憂するだけになって、勉強になりません。ベストなのは、解説編が問題より厚いものです。解答編は厚ければ厚いほど内容が充実しています。裏を返せば、どんなに難しい問題が載っていても、十分な解説が載っていなければ、よくない参考書です。「俺はこんなに難しい問題を知っているんだぞ!すごいだろう?」と威張っているような参考書は、あなたのためになりません。

 

レベルがまちまち

同様に、問題集の中には著しく難易度のレベルが低いものがあります。レベルが低すぎると、テクニックを使うまでもなく解けてしまうので、復習になりません。逆に、レベルが高すぎると、テクニックの練習ができません。最初のうちの復習用なら、中級程度のものが適当です。どうしても苦手意識があるなら、初級編。そこから着実にステップアップしていって、最終的に上級編・応用編の問題が解けるようにしましょう。ネットに評価や問題の内容などが書いてある場合は、そちらを参考にして購入しましょう。

 

まとめ

  • 薄い本は厚い本に比べてハードルが低く、短期間で使い切ることができます。

 

  • 短い時間ですぐに解けるため、授業で習ったテクニックなどを練習しやすいです。

 

  • 赤本・青本と違い、採点基準や得点が明確です。

 

  • ただし、内容が薄いので、使い終わった後、ステップアップのために難易度の高い問題集を買い直す必要があります。

 

  • 解説編の薄い参考書は役に立ちません。薄いからといって、全てがいい本とは言えないのです。

 

  • レベルの低い問題集を買ってしまった場合には、習ったテクニックなどが試せません。衝動買いするのではなく、下調べをしましょう。

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