人生わりかし後悔しています。

中学校のこと、高校のこと、中高一貫校のこと、大学のこと、大学受験のことなどの覚書をこのブログにまとめました。オススメの勉強法や私自身の失敗談なども掲載する予定です。

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受験における通信教育ー柔軟に、自主的に

受験勉強で通信教育を使うことについて

通信教育はひとりで勉強したい人や、近くに塾などがない人にお勧めの学習方法です。最近ではタブレット端末やスマートフォンの普及を受けて内容もハイテク化しているようですが、色のついたペンで採点してくれる先生など伝統的な制度を維持しつつ、多くの人に親しまれています。そんな通信教育ですが、少なくとも私には合いませんでした。これは通信教育が総じてダメというわけではなく、たまたま私に向いていなかっただけです。柔軟性のある自主性を重んじた内容が私には合っていなかったのです。この記事では何がダメだったかなども含め、メリット・デメリットを洗っていきたいと思います。

 

 

通信教育のメリット

情報誌

通信教材についてくる情報誌の存在は大きいです。普段受験生がどう思っているかや、先輩がどのようなライフスタイル・勉強法をしてきたのかは、塾や予備校ではなかなか教えてもらえません。通信教育では、写真やイラストを交えて、受験生の生活・学習スタイルをわかりやすく教えてくれるので、とても参考になります。

 

たしかに予備校の場合はチューター制度と言って、授業を担当しないスタッフが担任としてあなたについてくれます。でも、話すのは専ら成績に関することで、生活については踏み込んでこないはずです。そういう意味では、通信教育の人の方が、生活に関する情報では勝っているかもしれません。

 

小分けにされた問題

問題が小分けにされているので、スケジュール通りに進行できれば、無駄なく学習することができます。定期試験や模試の準備で忙しい場合は、忙しくないときにまとめてやればいいですし、無理ということはありません。1回1回のワークの量があらかじめ決まっているので、無理をしてたくさんやったために受験勉強が嫌になるということも少ないかと思います。


塾や予備校の場合は、私たちは問題を解いた上で授業に臨み、よく分からない復習なるものを押し付けられます。ですが、通信教育の場合は、例題を解いたり、解説を見たりしながら問題に取り組むことができて、復習問題も用意されていると思います。何をすればいいか分からないということもないはずです。基本的にテキストが導いてくれるので、その導きに従っていれば、挫折することはありません。

 

習熟度別・志望校*1別教材

塾や予備校との大きな違いは、個人に合わせて、細かく調整したテキストを用意してくれることです。学力テストなどを受けた後には、得意分野・苦手分野に合わせた復習教材を用意してくれることもあります。自習のみの場合は自分で教材を選定しなければいけませんし、塾や予備校の場合も、あくまでクラスの習熟度に合わせたテキストになっているはずです。そのため、個人に合わせてくれるというのは、非常に心強いです。お金さえ払えば教材は勝手に揃えてくれるので、無駄な教材を買う心配はほとんどないと思います。

 

通信教育のデメリット

一緒に頑張る仲間や叱咤激励してくれる先生の不在

ただし、通信教育を受講しているあなたには、一緒に受ける仲間やあなたをしごいて励ましてくれる先生がいません。つまり、ひとりで頑張らなければならないのです。通信教育には教室がありません。同じ教材を持っている仲間なんてそこまで多くありませんし、あなたを直接指導してくれる先生はいません。受験の時期は通信教育と何かを両立させて彼女をゲットできるような時期でもないですし、通信教育をとっただけの状態では、あなたは確実に孤独です。一緒に勉強をする友達が欲しいなら、塾や予備校をお勧めします。

 

監視の目の不在

先生や友達がいないということは、あなたがサボっていても、誰も注意してくれません。下手をすれば、家族さえもあなたの異変に気づかないでしょう。そして、地味に怖いのは、本人は頑張っているつもりなのに、その頑張りが合格の基準に満たないという場合もありうるということです。つまり、通信教育を受けているあなたが10頑張って満足している間に、他の受験生は予備校のチューターに言われて100〜1000頑張っているかもしれません。つまりあなたは、予備校に通っている人と同じか、それ以上頑張らなければなりません。

 

筆者の場合は、これが一番大きな失敗の要因でした。放課後から夜9時ごろまで会員制自習室で勉強することで、十分な勉強をした気になっていたのです。もちろん、赤本なども積極的に使っていました。でも実際には勉強は全然足りていなくて、GMARCHには遠く及ばず。滑り止めに行くことは自分のプライドが許さなかったので、浪人を選択しました。もちろん、教材を使いこなしている人、ひとりでも勉強ができる人であれば問題ありません。

 

試験や添削を受けられる機会の少なさ

塾や予備校と違い、通信教育では、会員価格で模試が受けられるというような特典はありません。問題を解く機会があったとしても、それは決められた問題を時間内に解いて、解答を送付するだけのものです。つまり、本番に近い模試はなかなか受けられないのです。そうした模試は、自分で探して申し込む必要があります。

 

それから、学校や塾・予備校では、先生が添削の依頼に柔軟に対応してくれる場合があります。しかし、色のついたペンで採点してくれる先生は、決められた課題しか採点してくれません。こういうところを質問したいなととっさに思っても、対応してくれません。あなたと先生をつなぐのは紙や画面であり、人間同士のコミュニケーションではないと思った方がいいかもしれません。その場に人や学校があるからこそできることは結構多いはずです。

 

まとめ

  • 通信教材は、あなたに合わせて柔軟に設定され、あなたによって自主的に使用されます。

 

  • 通信教材は、予備校や塾と異なり、ライフスタイルに関する情報も提供してくれます。

 

  • 通信教材は、小分けにされているので、短い時間で無駄なく学習できます。

 

  • 通信教材は、クラスのレベルではなく、あなたのレベルや志望校に合わせて、教材を用意してくれます。

 

  • しかし、通信教材は、ひとりでやるものであり、仲間や先生がいません。

 

  • 通信教材を購読しているあなたがサボっていても、誰も注意してくれませんし、努力の量が合格の水準に達していなくてもわかりません。

 

  • 通信教育には、模試や添削を受けられる機会が十分にありません。

*1:志望校がICUの場合は、国公立大や早慶向けに勉強するのがよいと思います。

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