人生わりかし後悔しています。

中高生、中高一貫校の生徒、浪人生、大学生、その親などに向けたブログです。学習や受験に関すること、塾や予備校のこと、引越しや一人暮らしのことなどについて書きます。

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私立中学出身なら成人式に行かなくていい(※)

成人式への参加を促すイメージ画像

Photo via pixabay

学内の「成人式」に行こう

私は私立中高一貫校出身であり、成人式には行きませんでした。

地元の小学校の同級生とはほとんど会っておらず、打ち解けられるか自信がなかったので。

それから、地元の市長の話を聞いたところで、地元にはほとんどお世話になっていないということもあります。

 

でも、その代わりというのもなんですが、母校の成人記念パーティに行きました。

成人式には参加できなくても、母校の先生方や同窓会の方々が祝ってくださるのです。

 

 

 

成人を祝う意味

成人を祝う意味は大人の仲間入りを祝すことにあると思います。

親の手を離れ、責任ある大人として自立する。その成人を地域のリーダーたちが祝福・激励することが成人式の持つ意味です。

 

それに付随して、成人同士が再会を祝し、成人を祝いあうパーティーがあるものと思います。

同窓会と違い、ある程度の強制力があるので、人は集まりやすいのではないでしょうか?

 

地域にいない人は祝われなくていいのか?

ここで、地域に関係ない人が蚊帳の外になってしまうという問題が生じます。

 

おそらく、従来は少数派として黙殺されてきたのでしょうが、中学生以下のお受験が活発化してくると、ケースが増えてきました。

もはやマイノリティーとは言えない私立中学出身者の成人を祝わないわけにはいきません。

 

成人記念パーティー

そこで、私立学校の一部では、校内で成人記念パーティー(セレモニー)を開くようになりました。

現在実家に住んでいない人は実家に案内が届いていないか確認しましょう。

 

さて、成人パーティーを開く理由はおそらく、生徒を学校に繋ぎ止めておくことにあると思います。

学校(進学校)は、実績作りのために卒業生の動向を知りたいはずです。

それに、同窓会などの運営にも卒業生の力は必要ですから。

 

自治体主催の成人式もいわば新成人を自治体につなぎとめるためのものだと思うので、役割としては似たようなものでしょう。


私の学校の場合は、教職員の一部も参加したパーティーでした。

さすがに退任された先生は来られませんでしたが、懐かしい顔ぶれと再会することができました。

 

もし浪人していても、気にせず参加した方がいいと思います。

最悪の場合、これが再会する最後のチャンスになります。人はいつ亡くなってもおかしくありませんから。


そのほかにも、学内で成人向けのイベントをやるところもあるかもしれません。

聞いた話によると、キリスト教系の学校では成人記念礼拝をするところもあるのだとか。

20歳未満の方、自分の出身校にそうした行事があるのかどうかは、学校に問い合わせてください。

 

いずれにせよ、同窓会などで集まる機会はあっても、成人式ができるのは人生で一度だけです。後悔のないようにしてください。

 

成人記念パーティーと同窓会との違い

ここでいう同窓会は、卒業生による個人的な集まりのことです。

同窓会は成人記念パーティーとは違います。同窓会はあくまで、仲間内の集まりです。

 

最近はLINEやFacebookで人を集めやすくなりましたが、参加しない人は参加しません。それから、仲間じゃない人は参加できません。


一方、学校が集めた成人記念パーティーは重要度が高く、仲間内のものではないので、卒業生であれば誰でも参加できます。

もちろん、参加しない人はいます。でも、参加しやすさで言えば学校が開催した成人記念パーティーの方が上です。

 

なにせ一度しかありませんから、それを逃すと二度と参加できません。その意味でも重要度は高いです。

 

貴重な場

もちろん、今はLINEやSkypeなどの通話ツールでいつでも同窓生と話せるのですが、食事や母校の土を交えた語らいはまた別のものだと思います。

 

それに、多くの人が一堂に会す機会というものは本当にレアです。

それこそ、Facebookで中高の仲良し3人組が呑んでいる画像が投稿され、それに懐かしの面々が返信することもありますが、クラス単位で集まるということはなかなかありません。

せっかく場があるのだから、利用しない手はないと思います。


人生で一度しかない成人式、行くか行かないかはあなた次第です。

 

振袖はネットでレンタル(2018/1/3追記)

成人記念イベントに行きたくても、着ていく服がないという方もいると思います。

 

でも、安心してください。

最近は、ネットで礼服や振袖をレンタルできます。着る服がない方は、ぜひ利用してみてください。

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