人生わりかし後悔しています。

中学校のこと、高校のこと、中高一貫校のこと、大学のこと、大学受験のことなどの覚書をこのブログにまとめました。オススメの勉強法や私自身の失敗談なども掲載する予定です。

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あえて実店舗で買うというライフハック:実質無料ガチャの流儀に学ぶ

eコマース下火の時代に考えたいこと

現在、石川県金沢市にいるわけですが、この土地は車を持っていない私にとって、大変不便です。足りないものは通販で買っていますが、発送までに1週間ほどかかる場合があります。

 

でも、勇気を出して小さなお店に入ったら、探してたものがあったりするんですね。実は小さな品物は自分の足で買いに行く方が早い、ということに気づいていない人は意外といます。


そもそも、「早い」と一口に言っても様々な定義があります。時間が短くて済むとか、費用の負担を免れるとか、行動の手間が省けるとか、色々考えられますね。時間をとるか、お金をとるか、手間をとるかというのは繊細で重要な問題になっています。

 

 

 

購入にかかるコスト

以上に挙げた通り、モノを買うには色々なコストがかかります。それは大きく分けて、以下の3つです。

 

  1. 要する価格(購入代金+諸費用)
  2. 要する時間
  3. 要する体力


これらの費用について、私なりの考え方を書いていきます。

 

要する価格

交通費

モノを買うには、購入代金以外にも様々な費用を消費者が負担することになります。例えば、隣町まで買い物に行くと、交通費がかかります。電車やバスの場合、片道216円であれば、往復432円です*1

 

運賃 = 片道料金 × 2


自家用車で行けば、ガソリン代のうち、移動に要した分がかかりますし、駐車場で駐車料金を取られる場合があります。駐車料金は規定の価格以上買い物をすれば、無料になる場合があります。

 

移動1回あたりのガソリン代 = 全体のガソリン代 × 消費した量 / 補給した量


ところで、自家用車は運賃を徴収しませんが、購入の際に代金を支払い、税金や保険料も負担しているはずです。同様に自転車も、購入に要した代金や保険料を事前に払っています。こうした料金は、使えば使うほど元を取れる仕組みになっています。つまり、マイカーや自転車に乗らなければかかったであろう電車やバスやタクシーの運賃を差し引くと、自動車がお得になっていきます。(0になるとは言ってない。)

 

実質的な乗り物の購入代金 = 乗り物の購入代金 + 税金などの諸費用の累計 - かかったであろう運賃の累計


もうひとつの考え方は、使うたびに自動車や自転車を「新しく買っている」とみなす捉え方です。つまり、

 

移動1回あたりの乗り物購入代金 = 購入代金 / これまでに使用した回数


こう考えると、自動車や自転車は使えば使うほど割引されていきます。前述の例で言えば、43200円の自転車に101回乗ると、電車やバスよりも安くなります。432回乗れば、1回100円です。もちろん、故障や経年劣化で修理代を負担することになりますが、自転車の些細な故障であれば、そこまでの料金を負担することはありません。

 

配送料

交通費以外で購入にかかる諸費用の代表格が配送料です。最近では、宅配業界の働き方改革によって配送料が値上げされたことがニュースになっています。この先、配送料の負担が増えたり、サービスの質が変化したりすることが考えられます。いずれにしても、「タダで買える」ものはなかなかないというのは重要な教訓です。


大手通販サイト・Amazonは、商品価格の小計が税込2000円に満たない場合、350円の配送料を徴収します(2017/8/2現在)。つまり、2000円に満たない商品を買いに行く場合は、交通費が往復350円以上かかる場所に行くと損です。

 

Amazon.co.jp ヘルプ: 配送料について

 

if 商品価格 ≧ 2000
配送料 = 0


otherwise
配送料 = 350


配送料 ≧ 交通費 なら 買いに行く
そうでなければ 通販を使う

 

決済に必要な手数料

ネット通販の決済には手数料がかかる場合もあります。現金で払いたい人は代引手数料、銀行で振り込む場合は振込手数料、クレジットカード決済にも手数料を課すお店があるかもしれません。こうした手数料も交通費との比較に加えたほうがよいでしょう。

 

配送料 + 手数料 ≧ 交通費 なら 買いに行く
そうでなければ 通販を使う

 

要する時間

ここで、なぜイコールまで「買いに行く」に含めたのかという疑問が出てくると思います。答えは簡単です。ネットで注文するより買いに行ったほうが早いからです。

 

当日・翌日配送への確実性は揺らぎつつあります。必要なものが手元に届くまでは最低でも1日はかかるでしょう。そうなれば、買いに行ったほうが早い可能性が高いです。

 

時間 VS お金

もちろん、時間がない、近場にないという場合は、通販に頼ってもよいと思います。その場合は、費やした時間の中で代わりに負担する分のお金を稼いでいる必要があるわけではありますが。いずれにしても、「したほうが早い」の勘定には、当然のごとく時間が入ってきます。

 

例えば、432円払って路線バスに乗って隣町まで行くのと、300円払って隣町に行くのでは、断然後者のほうがよいと思います。そのほうが早いし、安いです。でも、実質864円の自転車に乗って近道したほうが早いかもしれませんし、距離によっては時間を犠牲にして無料で徒歩で行くのも手かもしれません。


それから、配送料がタダでも、配送まで1週間かかるなら、自分で買いに行ったほうが絶対に早いです。そこまでかかるのであれば、よほど珍しいものでない限り、オンデマンドの通販としての意味をなしていないでしょう。よほど買いに行く時間がない人でない限りは、できるだけ時間のかからない方法で買い物を済ませるのが吉です。

 

要する体力

移動に必要な体力

いかにもソシャゲ脳で申し訳ないですが、行動するにはスタミナが必要です。私ごとで恐縮ですが、先日、そこでしか提供していないサービスを受けるために、近所のお店に行きました。近所と言っても、直線距離的には近いのですが、道がなくてかなり遠回りしました。結果として、炎天下の中を30分近く歩いていました。


30分も歩いたのは、バス代をケチったのではありません。該当する区間を結ぶバスがなかったのです。猛暑の炎天下を往復1時間も歩くと、さすがに体力も限界です。地方の方で通学にこれぐらい時間をかけている方もいるかもしれません。本題に戻りますが、歩いたほうが早い、自転車の方が早いというのには、体力という限界があります。隣町まで汗をかきながら自転車を漕ぐよりは、冷房の効いたバスや電車で移動した方が絶対によいです。

 

疲れたカラダに買い物は酷

疲れたカラダで買い物に行くことは重労働です。仕事帰りにお店なんて寄れませんし、すでに閉店しているかもしれません。そのような場合は必要なものがあっても、迷わず通販を使いましょう。最近は宅配ボックスもあるので、在宅の必要もありませんし。もちろん、トイレットペーパーのような緊急性の高いものは買いに行く必要がありそうですが、明日明後日なくても平気というものは通販でもよいと思います。

 

実質無料の流儀

交通費の話で、車や自転車に乗り続けると、実質的に1回あたりの購入代金が下がって行くという話をしました。この割り算は運賃、時間や体力にも応用が可能です。例えば、1回の遠出において2つのお店で買い物をすると、半分の運賃、半分の時間、半分の体力で買い物をしたと考えることができます。大きな繁華街に遠出して用事を一気に済ませれば、同じ用事を別の日に済ませたらかかったであろう交通費を節約できます。


考えようによっては、1つ目の用事にだけ交通費その他諸々がかかって、2つ目以降の用事は無料で0分で体力を使わずに移動したとも考えられます。無料で買い物ができるなんて、素晴らしいことではありませんか!デレステPたちの言葉に「出るまで回せば実質無料」という言葉がありますが、そういうポジティブな考え方を見習いたいものです。

 

自分だけの優先順位を

話がややそれてしまいましたが、ここまでで3つの要素の大切さに気づいていただけましたか? 最後に、自分だけの優先順位をつけようという話をしたいです。


経済学で、複数のもののうちどれが好きか、どれを重視するかのことを選好(せんこう)と言います。私の場合は、お金を一番に考え、その次に手間、最後に時間のことを考えます。時間かお金か手間か、自分の選好関係にあう適切なチョイスをしたいですね。

*1:「近場のコンビニに行けばよくね?」というご指摘はもっともですが、目当ての種類の商品はあっても、目当ての銘柄がないことが多いです。この記事の想定としては、消費者は特定の銘柄の商品を求めています。

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