人生わりかし後悔しています。

中高生、中高一貫校の生徒、浪人生、大学生、その親などに向けたブログです。学習や受験に関すること、塾や予備校のこと、引越しや一人暮らしのことなどについて書きます。

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学校の先生には質問をしよう!ー授業を理解するためにー

バカだと思われたくないなら聞いてみるべし!

授業中に質問をするって恥ずかしくありませんか?

 

授業の内容が分かっていないということがモロバレだし、目立つし、真面目ちゃん気取りだと思われるし、先生に失礼だし……

こういった理由から授業中に質問をすることをためらっている人もいると思います。

 

でも、授業は先生に質問をする大切な機会です。

 

例えば、学校によっては、職員室への生徒の立ち入りを禁止している場合もあるかと思います。

授業の後では、質問したい内容を忘れているかもしれません。だからこそ、授業の理解を深めるために授業中に質問することは重要です。

 

 

 

バカが露呈するという心配

質問をすることでバカが露呈するのではないかと心配している人もいると思います。

クラスメイトはみんな授業の内容が分かっていて、自分だけ分かっていないのではないか? そう思っている人もいるでしょう。

 

でも、きっとあなただけではありません。教室に30人いれば、その科目であなたと同じ評定(グレード)を持っている人は、6人はいると思ってみましょう。

あなたが質問をすることで、その6人(と自分以下の評定を持っている人)が救われるかもしれません。

 

授業が分かっていないのはあなただけではありません。

少なくとも、同じぐらいの成績の人はわかっていないと思いましょう。

 

質問をすることで話題が広がる・深まる

そもそも、質問をすること=バカだとバラすことではありません。質問というのは、ある程度授業を聞いて、理解していないと浮かんでこないものです。

 

例えば、大学レベルだと、

  • 「その理論は◯◯とどう関係していますか?」とか
  • 「先生の理論は矛盾していますよね?」

みたいな質問が飛んできます。

こうした質問は、先生の話を理解しているからこそ浮かんでくるもので、バカだからしているものではありません。

 

中高レベルだと、

  • 「この問題をもっと簡単に解く方法はありませんか?」とか
  • 「現在分詞と動名詞の見分け方を教えてください」

といった質問も十分賢いと思います。

「授業で言っていないけれど、疑問に思うこと」というのが、役立つ質問のためのカギです。

 

もちろん、「◯◯の意味がわからないので、もっと詳しく教えてください」という質問もアリですよ。

そこから、新しい例題やもっと詳しい説明に進めば、理解は深まりますし、話題も広がります。質問は必ずしも悪いことではないのです。

 

みんなの理解を深めるのに役立つ質問もあります。

授業をよく聞いて、疑問に思ったことを先生に聞きましょう。

 

質問をしない=授業を分かっていない!?

質問をしないということは、授業を分かっていないということだと思う先生もいるようです。

それは、先生の説明が悪いという場合もありますし、生徒が先生の授業を真面目に聞いていない場合もあります。

 

先生は人にものを教えるのが仕事ですから、「バカ」に理解できない授業をする技量不足の先生だということだってできます。

生徒が授業を理解していないことは、先生の責任にもなりえます。

 

本当に分かっていないなら、分かっていないという意思表示を、分かっているなら、分かっているという意思表示を明確にしましょう。

 

授業中にうなずくでもいいです。何かアクションを起こさないと、先生には何も伝わりません。

 

質問をしないことは、理解していないことの意思表示になる可能性があります。

質問をすることで、分かっているかいないかの意思表示を明確にしましょう。

 

先生を質問責めにするのはかわいそう?

先生を質問責めにするのはかわいそうとか、失礼だとか思っていませんか?

先生は質問を受けるのも仕事のうちです(塾講師や家庭教師も同じ)。

 

最近は、ブラックバイトとか、仕事の量が多くて先生の負担が大きくなっているということがニュースになっています。

でも、それは、大人の間の問題なので、あなたには関係ないはずです。

 

むしろ、上に書いた通り、質問をすることで理解が深まって、成果も上がってくると思うので、先生のためにもなるはずです。

 

あなたが将来的に頭が良くなるためにも、質問を積極的にしましょう。

受験本番でバカが露呈するよりは、絶対にマシです!

 

先生は質問を受けるのも仕事です。

質問は理解を深めますから、先生の成績の向上につながります。

 

発言をしないと失礼になるケースも!

大学で日本人ではない先生の授業を受けたとき、突然、意見を求められたことがあります。

私が何も発言していなかったからです。

 

実は、海外には、先生に意見や質問をするのが普通という文化もあります。

質問や反論をすることで、先生の話を聞いていることを示すのです。

 

そういう意味では、質問をしないのは授業を聞いていないも同然。

私は授業にタダ乗りしていたと言えます。

 

本当に先生に敬意を示したいのであれば、わかっているふりをするのではなく、質問をしましょう。

 

授業中に発言をしないことが失礼になる文化もあるので、質問や意見は必ずしましょう。

 

疑問点はふせんに

質問をする前に、何が分かっていないのか明確にするため、付箋などにメモをしましょう。

手を挙げた後で考えると、それこそ授業の進行の邪魔になります。

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