Photo via pixabay
会社関係の書類は捨てづらい ならば……
就活では数々の個人情報・会社の情報を含む書類が手元に置かれます。これらの書類は就活が終わった企業に関しては荷物でしかありません。しかしながら、そのまま捨てたり、資源ごみに出したりするとそうした情報が漏洩します。最近では個人情報が消せるスタンプなどもありますが、一面が個人情報で構成されている履歴書には限界があります。そこで、シュレッダーを使おうと考えるのが平凡な人間の思考です。
シュレッダーは危険
ところが、シュレッダーには危険が伴います。鋭い刃が何十枚もついており、指を切断する恐れがあるのです。実際に使ってみると、詰まった紙くずが蓋の裏側に挟まっているのがわかります。それを手で取りたくなるのが人間の性です*1。でも、挟まっているということは、そこにシュレッダーの刃もあるわけです。こうした理由からハサミで妥協するというのも悪くはありません。もちろん、ハサミでも指は切れるわけですが。
就活生の手に届くシュレッダー
そんなこんなで金銭的・物理的に手の届くシュレッダーを某量販店で探していたところ、紙1枚(しかもくしゃくしゃになっているものはダメ)しか裁断できない手動のものしかありませんでした。こんな軟弱なシュレッダーでは、下書きやら推敲やらに使ったボロボロの履歴書・エントリーシートは細かくできません。某量販店で探した自分がバカでした。Amazonで普通に安いの売ってました。事務用品なので、首都圏なら割とすぐ届きます。早ければ当日かも……
微妙な使用感
というわけで、届いたので使ってみました。実際に使ってみるとわかるのですが*2、思ったより力を使いました。安い奴だからです。私が買ったものは本当に1枚しか裁断できないもので、かなり前の就活で使った書類はヘニャヘニャになっていたため、紙詰まりが激しかったです。(これが就活当時の書類を放置した人の行く末です。)
個人情報が切れている!
でも、3枚も断ってみると、個人情報の文字が切れているのがわかるんです。就活中の学生が1企業に費やす書類なんて10枚行かないと思うので、普通に裁断できます。ただし、私が使っているものはコピー用紙のみで、パンフレットのような厚いものには対応していません。パンフレットは基本的に公開情報で構成されているので、リサイクルで問題ない気がします。
目に見える喜び
ハサミで切った時と違い、紙がふわふわしています。紙を切った努力がゴミの量になって表れるだけでなく、あなたを切った憎き企業の書類が粉々になります。なんとも喜ばしいことではありませんか! あとは燃えるゴミの日に捨てるだけです。
溜めすぎないことが大事
落ちたとわかったら、早めに裁断しましょう。紙は腐らないので。もちろん、あなたはパソコンに書いたものをプリントアウトしたり、清書したりしたと思うので、データは残ります。シュレッダーの紙は資源にならず、燃えるゴミになるということを忘れずに*3。裁断する紙は個人情報・会社の情報が含まれたもののみにして、環境に負荷をかけないようにしましょう。
最後にひとつだけ
手動で機械じゃないんだし、軽いだろうと思っていましたが、普通に重いです。シュレッダーのあの蓋にはそれだけの金属の刃が使われているんです(私が買ったのはCD・カード・紙一体型)。手を切らないようにだけは気をつけてください。