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人生わりかし後悔しています。

中学校のこと、高校のこと、中高一貫校のこと、大学のこと、大学受験のことなどの覚書をこのブログにまとめました。オススメの勉強法や私自身の失敗談なども掲載する予定です。

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奥さん、その模試、丸付けするだけで終わっていませんか?

模試で一喜一憂しないために

おそらく受験生の失敗で地味に一番多いのが、模試をうまく活用できないことだと思います。時間内に解ききれなくて「ああ、自分はダメな人間だ」と思ったり、思うような判定が出ずに落ち込んだり……

 

そういう風潮はよくありません。私も実際、最初は解答編で丸付けをして終わっていました。でも、解答編の使い方に気づいてからは、そういったことは少なくなりました。解答編を使いこなすことは、市販の問題集でも同じことです。重要なのは、解答がまとまって書いてあるページではなく、解説です。解説をしっかり読んで、間違いを正すことに努めましょう。間違いを正すためには、間違いの内容を見つめて、どうすれば改善できるかを考える必要があります。今回はその手順について考えていきましょう。

 

目標の設定

模試を受ける前に、目標を設定した方がいいと思います。模試は受ければ偉いというわけではなくて、試験本番のシミュレーションです。合格できなければ偉くありません。シミュレーションということは、色々と条件を変えて、どうすれば合格できるのかを検証する必要があります。

 

それを最も適切な環境でできるのが、模試です。特に、自宅やカフェを中心に勉強している人は、なかなか試験さながらの状況で問題を解くことはないと思います。模試は試験と同じ状況で問題を解く数少ないチャンスで、その機会を無駄にはできません。最初は、何点とりたいとか、この科目のを完璧にしたいでもいいです。まずは大まかな目標を設定して模試に挑んでみましょう。その目標を意識して、模試までの期間、練習します。


例:時間内に解き切る

 

努力

模試では、目標が達成できるように最大限努力しましょう。皆さんは買い物をしていて、うっかり本当は欲しかったものを買い忘れたことはありませんか?それと同じで、うっかりしていると目標にしていた内容を忘れます。目標をしっかり胸に抱いて、問題を解きましょう。

 

例に出した時間配分の場合、センター模試であれば形式はセンターと同じですし、その他の模試でも形式は毎回同じだと思います。なので、事前に大問ごとに制限時間を設定して、問題に書き込むのもありだと思います。初めて見る問題なら、どれぐらいかかりそうか考えましょう。そういった小さな工夫や目標の分割をしつつ、目標が達成できるよう努力してください。


例:大問ごとに制限時間を設定して、問題集を目標時間より5分早く解く

 

結果の論理化

模試が終わって、丸付けをした後は、感情に流されず、結果を論理づけましょう。問題をコピーするなどして、

 

  1. 解答をどう導いたのか?(根拠になる箇所に色ペンを使って線を引いたり、丸や矢印を書いたりする。理数系なら使った公式などを書く。)
  2. 正解はどう導くべきか?(解答集を開いて、別の色ペンを使い、同様のことをする。)
  3. バツなら、あなたの解答は何が間違いか?
  4. なぜそれが正解なのか?

 

を問題(または計算用紙)に書き込みます。こうすることで、丸をつけて終わるより幾分マシになります。根拠に注目しているのには、大きな理由があります。例えば、国語の現代文・評論であれば、私はここを根拠にしてこの選択肢が正解だと思ったけれど、正解では別のところが根拠だったという場合もあります。「結果的にマルだったからよかった」ではなくて、その導き方でよかったのかを検証する必要があるということです。自分でわからない場合は、先生などに聞きましょう。ただし、理系科目の場合、素早く解答を導くことが求められるので、どんなに正しくても不適切という場合はあると思います。

 

反省

結果を論理づけた後は、どうしてその間違いをしてしまったのかを考えましょう*1。例えば、大問の一部が丸々白紙だった場合、問題を解く時間がなかったり、解法がわからなかったりしたはずです。問題を解く時間が足りなかった場合、どこかに時間を使いすぎた問題があったのだと思います。そういった点を反省点としてまとめましょう。あるいは、解法がわからなかった場合、その類の問題をやったことがなかったり、その単元の知識が丸ごと抜けていたりする可能性があります。わからなかったからどうでもいいと言うのではなく、似た問題の解法を覚えてから問題を解き直すなど、解いてみる努力をしましょう。

 

国語や英語の長文であれば、文の意味を誤解していたというパターンや、よく考えずに当てずっぽうで解いていたので選択肢の誤りに気づけなかったということもあるかもしれません。その場合は、どうすれば正しく理解できたのか(何を勉強すれば改善できるか)を考えたり、別の問題集などで意識して解けるように練習したりしましょう。


例:集中できず、小説にいつもより時間がかかってしまった。時間内に解き切ることはできたが、見直す時間がなくて、ケアレスミスを見逃してしまったようだ。

 

次の目標の設定

反省すべき点がわかってきたら、それを元に、次の模試の目標を考えましょう。今度の目標はより詳細にしてください。反省点が複数あれば、それも意識しましょう。もちろん全部を実行することは難しいと思うので、重要なもの、点数の大幅アップが期待できるものから実行に移していきましょう。ただし、模試の目標は100点ではなく、合格判定です。もともと正答率が低い問題に関しては、あなたに落ち度はないので、目標に組み入れなくても問題ありません。反省から目標を作った場合も同様に、模試までしっかり勉強をして、本番で反省点が克服できるようにしましょう。以降は繰り返しです。


例:見直す時間が10分できるように解く。古文・漢文を30分で解けるようにする。

 

まとめ

  • 模試は大学入試のシミュレーション!本番でいい結果を出すため、間違いを正すため、集中して取り組むべき。まずは目標を立ててみましょう。

 

  • 目標はしっかり胸に抱いて!時間配分であれば、目標時間をメモすることも大切。

 

  • 何が間違いだったのか、解き方をどう間違ったのかをはっきりさせましょう。マルかバツかを書くだけでは、成長につながりません。

 

  • そこからなぜその間違いをしてしまったのか考えましょう。次、失敗しないために何をすればいいのかがわかってきます。

 

  • 反省から新たに目標を設定しましょう。それを次の模試で頑張ってください。

*1:間違いの根拠と間違いの原因は違います。前節で扱ったのは、何が間違っているのかです。例えば、英作文では、語法が間違っていることが間違いの根拠。語法をしっかり覚えていなかったこと、語法がはっきりしない語を選んだことが間違いの原因として考えられることです。

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