今年は行けそうもないので
今週末はICU祭*1ですが、私は東京におらず、現地に行くことができません。せめて来場者を少しでも増やすことができればと思い、ICU祭について書きます。
学生による手作りの学園祭
ICU祭は他の大学に比べてローカルで手作りですが、有名人に頼らない、学生の努力と工夫に満ちた祭です。
当たり前ですが、ICU祭の出し物は、ほとんどが学生の主導で行われているものです。ですが、都心にある有名大学の学園祭とは、かなり雰囲気が違います。
ICUは都市型大学ではないため、客層も周辺住民や学生の家族が多いです。
サークルだけでなく、クラス*2での出店もあります。
もちろん、日本人ではない学生もそれなりに参加しています。さまざまな国の料理も堪能できますよ。
(あくまで内輪の行事なので、軽はずみなものもありますが、たまに本格派の屋台もあります。)
一方で、ICU祭は学生の賛同と大学の許可により開かれる最低限の催しであって、芸能人などというぜいたくな存在は来ません。
ただし、最近では、近隣の企業などによる出店もあるようです。
学生による主な出し物は
- 飲食物の提供
- 歌やダンス
- 学生のバンドによるライブ
- 学生団体による展示・体験企画
- 演劇
などです。繰り返しになりますが、芸能人の出演はありません。
ちなみに、ラテンアメリカ音楽同好会やストリートダンスサークルの公演は毎年人気です。ふるってご参加ください。
入学の検討に
とはいえ、入学希望者を意識した企画もいくつかあって、学生ガイドによるキャンパスツアーや、学生や教授による「ICUトークライブ」も開催されます。
学内を見ることができる数少ない機会なので、見逃せません。
大学側からの指導はあるものの、本音も飛び出すので、一応学生の生の声が聞けます。
(ICU祭は大規模ではなく、学生との距離も近いので、企画以外でも話は聞けると思います。)
それから、一般向け(≠入学希望者向け)の模擬授業もあります。
中高生には少々難しい部分もあるとは思いますが、できるだけ本物に近い授業を体験できるはずです。
入学を検討する際の参考になさってください。
ICUへの入学を本格的に検討する方には、個別相談ブースも用意されるようです(本館201)。
学園祭だけど子どもにも人気
ICU祭は毎年親子連れでにぎわいます。ICUには本館前芝生広場と呼ばれる大きな芝生があり、そこで子どもを遊ばせている方は普段から多いです。
当日はあいにくの空模様となり、芝生では遊べないのですが、実行委員会が子ども向けの企画を用意しているようです。そちらもぜひチェックしてみてください。
一方で、会場にはさまざまな展示品や機材などもございますので、お子様が手を触れないように、ご注意ください。
ICU祭は、基本的にはお子様をメインに据えたイベントではないので、ご了承ください。
その他 特記すべき点
- 駅前の大学ではないので、最寄り駅からバスで移動します。
- 周辺に飲食店はありますが、敷地自体が広いので「近く」にはありません。休日なので、学内の現金自動預払機(ATM)の営業もないはずです。
- 大学自体がキリスト教の教会を中心に成り立っているので、大人の飲み物の提供はなく(学内禁止)、一服できる場所も限られています。
- 一部の屋台にて、ソフトドリンクや飲み物の提供がありますので、ご利用ください。
- 2日目は日曜日なので、朝に礼拝があり、午前中の音楽公演などはありません。
- その他、電子マネー事情や多機能トイレの位置などは、私の在学時から変わっていると思うので、ご自分でお確かめください。