スマホが使えて静かに自習できる場所?
私が現役・浪人生だった頃、紙の参考書を使うのが普通でした。
しかし、ここ数年で勉強用のアプリが普及し、スマホを使った勉強が増えてきました。
そこで問題になるのが、どこで勉強すべきかです。
学校や図書館ではスマホは使えません。
カフェなどでは勉強禁止のところも増えています。
スマホを使った勉強は自宅以外ではできないのでしょうか?
ルールの抜け穴を使おう
世の中には、勉強もスマホの使用も禁止されていない場所があります。
そこを使いましょう。
例えば、予備校では、空き教室を自習室として開放している場合もあります。
スマホの使用が禁止されているレンタル自習室でも、ラウンジでは許可されています。
休憩スペースを「第二の自習室」として使うのもよいでしょう。
予備校の空き教室や休憩スペースなどで、スマホ禁止のルールがない場所もあります。
用途で場所を使い分けよう
とは言っても、ずっと休憩室にいるわけにはいきません。
問題を解く必要がありますから。
問題を解くのは自習室、採点をするのは休憩室、暗記は電車・バスという風に区別をしましょう。
そのほうがメリハリもついて、気持ちの入れ替えがしやすいと思います。
ちなみに、自宅で勉強をする人はリビングやダイニングを使っているケースもあるようです。
ベッドの誘惑がない分、勉強しやすいかもしれません。
たしかに、上で紹介したような場所はすべて、スマホを使いながら学習できます。
でも、合う・合わないは人それぞれなので、自分に合う場所を探してください。
用途に合わせて場所を使い分け、メリハリをつけましょう。
勉強場所は人によって合う・合わないがあります。
電子辞書やタブレットという妥協案
電子辞書や学校用のPC・タブレットを使って、学校で自習するという妥協案もあります。
好きなアプリが使えないのが難点ですが、それらの機器を持っている限りは追加の費用はかかりません。
自前の問題集であれば、解答編に英単語の意味や公式の解説などが書かれていると思うので、それを使いましょう。
分からないことは、辞書やタブレットで検索できます。
それでも分からないことがあれば、家に帰ってスマホのアプリなどで確認するというのはどうでしょう?
電子辞書やタブレットを使って、学校で勉強するのもよい考え方です。
勉強可能なカフェ
勉強可能なカフェがあるのも事実です。
「勉強を一切禁止します」ではなくて、「混雑時にお声がけします」とだけ書いてある場合もあります。
お店には常識の範囲内でお客さんを選ぶ自由が認められています。
お店の人の意思に反して居座っている場合、明らかに迷惑と言える場合は、罪に問われる可能性もあります。
そうならないためにも、勉強をまったく禁止していない店と混雑時の退店を求めている店を探してみましょう。
とはいえ、カフェは本来、勉強するための場所ではありません。
消しゴムのカスをきれいに掃除するか、ボールペンを使ってください。
お店が混んできたら、いさぎよく帰ってください。
お店に迷惑がかからないようにすることが、勉強OKの継続につながります。
勉強を禁止されないよう、マナーは守りましょう。
究極の裏技:自習OKでスマホも使える場所
私が大学時代、よく自習に使っていた場所があります。
大学の学生食堂です。
うるさいかもしれませんが、長時間いて怒られる場所ではありません。
近所に大学があって、一般にも開放している場合は、そこを使ってみてください。
受験生にとって、よい刺激になると思います。
ただ、学食の本来の目的は、学生に食事を提供することです。
お昼よりちょっと後か、晩御飯よりも前の利用をお願いします。
大学の学生食堂は勉強を禁止しておらず、スマホも使えます。
お財布と相談を
勉強用のアプリは本当に便利になりました。
勉強を管理してくれるもの、ノートを共有できるもの、講義を聴けるものもあります。
予備校や塾に行かなくても、好きなだけ講義を聴くことができるというのは、まさに大革命です。
一方で、課金が必要なアプリもあります。
カフェで勉強するのも、コーヒー代がバカになりません。
そうした勉強の仕方を組み合わせると、とてもお金がかかります。
アプリはお試しができるものもありますから、おうちの方やお財布と相談しながら使うようにしてください。